今日からクリアする白いカラスの永眠地
こんにちは。ご無沙汰してます。本日はやるやる詐欺していた白いカラスの永眠地レジェンドの攻略記事を書こうと思います。ただ先人たちの攻略記事も沢山ありますので一から十までは書かず「なぜ失敗するのか、失敗しない為にどうするのか」に焦点を当てて書きます。ソロ・PT両方の観点で役に立つ要素で書いていきます。
今回の記事はがっつり攻略する為のもので、火力ぶち上げてギミックをすっ飛ばす場合だったり野良で強い人が混ざっている場合はよくPTで相談してください。
〇事前に用意するもの
・ゴブリンファイターカード(野獣型に対して★%ダメージアップ)3枚。火力役の場合は必須。
・懲罰POT野獣。マケで買うかWB討伐後のガチャイベントで貰っておく。
装備はEP11(星の塔)クエストを終えて貰える+11超越10セビノス一式で足りる。武器ぐらいは★7ジェムを挿す事、セット効果(アタカ等)はあるに越した事はないですがバルナまで試薬瓶を温存してもよし。HPだけは料理込み13~15万確保する事。ルーペも手に入りやすくなったし、固定イコルは3mとかで材料防具が売っているので難しくないはず。
〇1stフェーズ(ソロ)雑魚処理について
カラスが檻に入っているフェーズの70%・40%・10%で雑魚召喚が発生しますが、PTでは拘束役や範囲処理役が居て突破しやすい一方、ソロでは苦戦する方も多い箇所だと思います。理由は敵がまとまらず削れ方がバラつくから。じゃあどうやってまとめるのか。ポイントは3匹のうち1匹は杖(遠距離攻撃)という事です。
上の画像では見事に敵がバラついてますね。緑の丸で囲まれている敵が杖持ち(遠距離攻撃タイプ)です。ここで自分のキャラを杖持ちの背後方向へ移動させます。
すると近接2体が寄って来るので自然と敵が重なります。ここでスキルを当てれば比較的均等に削る事が出来ます。スタンや移動不可を当てられるとなお良いですね。バラついたら再び杖持ちの背後に向かって歩いてまとめるを繰り返せばOK。削る際は中威力のスキルで削り、高威力のものはカウントが始まるまで温存する事。
〇見落としがちな2ndフェーズの基本
カラスを5%まで削ると檻を破りアバレ始め2ndフェーズに突入します。2ndフェーズの要素はカラスの基礎行動・ギミック・メテオの3つに分類できます。これらは並行してこなす必要がありますが、失敗する時というのはいずれかが重なって受けきれない(=死ぬ)時です。まずカラスの基礎行動から説明していきます。
・近接3連爪攻撃(避けると暴走状態スタック)
┗啓示者に向かって黒玉発射(沼生成A)
┗カラスの周辺へランダム黒玉散布(沼生成B)
┗爪のターゲットが離れている場合、雷詠唱(命中すると移動不可+高威力突進)
・沼を踏むとスタックするスキアクリプスの烙印が20?以上スタックすると両腕を伸ばし前方扇状広範囲に高魔法ダメージ+吹き飛ばしの波動砲
近接爪攻撃以外にはすべて啓示者のスキルのようにクールタイムがあり、同じ動きを連続して使用する事はありません。この中で死因となりやすいのは雷→突進と波動砲の2つです。ギミックを攻略中にこれらを撃たれると呪いや竜巻のダメージと合わせて簡単に死にます。そうならない為に、安全なうちに雷を撃たせてクールタイムに入れる事が重要なのです。
①カラスがタンク役に寄って来る
②爪攻撃開始を見てから全員でカラスを殴って削る
③沼生成で床が汚れてタンク役が移動するorギミックが始まり処理する
④タンク役がカラスから離れると雷を撃って来る(ここで全員立ち止まらない様にする)
⑤雷を避けると再びカラスがタンク役に寄って来る、①へループ
この①~⑤がギミックの絡まないカラスの基礎行動ループです。カラスのHPを削らずに行動を観察すればよく分かると思います。ソロでは爪を避けても暴走状態はスタックしませんが、行動パターンは一緒です。④で書いたようにギミックや沼を避けて爪の射程外へ移動すると雷を撃って来る訳ですから、「あ、撃って来るな」と思ったら走って移動すれば雷は当たらない(=突進は発生しない)ので死亡率がぐっと下がります。この時、他のPTメンバーの後ろを走ると巻き添えで雷を喰らうので少し離れて移動しましょう。万が一雷に当たった時も十分距離を取れていれば突進を避けやすいですし、後方跳躍・エンクラテイア(エクソ)・テレポーテーション・ブラッディオーバードライブ等各職移動・無敵のスキルを使えば突進をかわす(耐える)事もできます。①~⑤の流れを意識する事、檻や竜巻などの面倒なギミックの前にあらかじめ雷を撃たせてからギミックに入る事が安定した攻略に繋がります。
〇メテオの周期とダメージ増加
2ndフェーズ開始直後から黄色い予告円に落ちてくるメテオは15万ダメージを踏んだ人数で分割するという仕様(ソロだと11111ダメージ)と、誰もメテオを踏まなかった場合残熱という持続ダメージデバフを全員が受けます。踏んだ場合は踏んだ人だけ。
誰もメテオを踏まなかった場合、次の残熱ダメージが倍になります。放置し続ければ待っているのは死って事ですね。ただ、ギミック中に息を合わせてメテオを踏むのはなかなかに困難です。実はこのメテオは35秒ほどの周期で落ちてきます。自分が残熱を持っている場合は残り10秒くらいの時。なので残熱のダメージが上がっていると感じたらPT全体でカラスへの攻撃をやめ、メテオを処理してから攻撃を再開し次のギミックに進むことで、ヒーラーへの負担を大幅に下げ死亡率を下げられます。ソロの場合も同様です。
見づらいですが残熱が残り9秒の時に、予告円(黄色)が出ているのが分かります。
また、メテオや呪いのダメージはマジックシールド(wiz)やベア(ソード)などの最終ダメージを軽減するスキルで減らせるので、工夫すれば少人数で受ける事ができます。
〇ギミックごとの豆知識
・監獄(檻)
檻に入れられるのはセリフが流れた際カラスから一番離れているプレイヤー。任意の一人以外カラスに密着すれば誰が入れられるかコントロールできる。ソロモードの檻はテレポーテーションやインスタントアクセル(アサシン)などの移動技で抜けられるので即死詠唱が終わったらすぐ出られる。
・ジョイント
基本的に繋がれるのは火力が低い順から3人。(不確定な情報)
・竜巻(白いストームダスト)
烙印を5スタック以上持ったプレイヤーが3秒ほど踏み続けると竜巻が消えるが、竜巻消滅時に持っていた烙印デバフも消滅する。多量のスタックが溜まったプレイヤーが消すのに便利。その分竜巻のダメージは上がるので注意。
ソロカラスの場合は発生直前に烙印を5スタック以上貯めておくとスムーズ。
〇ギミック攻略で一番大事なのは火力のコントロール
基礎行動・メテオさえ理解すれば残る死因はギミックだけです。厄介なのは檻・呪い・竜巻の3つでしょうか。しかし、それぞれのギミック自体は難しくないはずです。死人が出るのはタイミングをコントロール出来ていないから。
90%黒い球体召喚
85%黒いジョイントペナルティ
80%骨の檻
70%呪い爆弾
65%黒い球体召喚
60%黒いジョイントペナルティ
55%呪い
50%骨の檻
40%黒い球体召喚
35%呪い爆弾+白いストームダスト
31%黒いジョイントペナルティ
25%白いストームダスト
20%呪い爆弾+骨の檻+バーサークレベル2
15%黒い球体召喚+白いストームダスト
8%白いストームダスト
5%黒いジョイントペナルティ
※コピペしてカラス中見える所に置いておくと便利です。
火力役が何も考えずにカラスを殴って80%まで一気に削れたとしましょう。HPが低い人が檻に入れられ死亡し、檻の安全地帯がなくなり即死スキルで全滅する。その結果1からやり直して時間が掛かる、というのはよく聞く話です。どんなに火力を出せようが失敗したら結果的にクリアまでの時間は伸びます。自分がどの程度火力を出せるか把握し、重たいギミックの直前は削る速度を緩めてメテオや雷を処理して、PTのHPやスキルのクールタイムをコントロールする。これをPTで共有できれば処理が楽になるだけではなく、火力を温存するタイミングと全放出するタイミングが分かる事で無駄なくタイムが縮まって行きます。そして、数十%を一気に削る力を得た時にどこからスキップ出来るかも自分で判断できるようになるでしょう。ソロであれば自分ひとりでコントロール可能です。
火力が上がって来れば50%の檻を終えた時点から2%のゴールまで一気に削る事も出来るようになると思います。ですがそれはどのギミックで死ぬ可能性があり、どこがスキップ出来るか知る事で可能になる事です。早く終わらせる為に待つ・緩める。ギミックが発動してから考えるのではなく、考えてから自分たちのタイミングでギミックを始める。"急がば回れ"こそ白いカラスの永眠地を楽にクリアするテクニックだと思っています。
ご質問や補足等あればコメント・twitterへお気軽にお寄せください。
少しでも啓示者のみなさまの羽むしり助けになれば幸いです。
Part3-負けないためではなく勝つために
お読みいただく前に注意事項があります。今回からTBLで勝つための考え方を紹介していきますが、これはあくまで私個人の考え方であり決してすべてが正しいとは限りません。参考にはしても鵜呑みにはせず、読んでいただいた方の考え方の助けにしてもらえれば幸いです。
〇誰を狙うべきか、誰が狙われてるか
マッチに入った時、「(プレイヤー名)から倒そう」とチャットが飛ぶ事があります。3人で狙いを絞れば倒しやすいのはもちろんですが、大抵の場合そのプレイヤーがキーマンで倒せば試合が楽に進む事が多いです。では何を基準にキーマンを考えるのか、マッチの例を見ながら説明します。
敵チーム
- プリドルエクソ(補助クレ)
- 陰陽セージシャドウ(火力ウィズ)
- プリオラドク(補助クレ)
この構成の場合誰を狙えば勝ちやすいと思いますか?もちろん人によって意見は分かれますが、大体の場合味方がどんな構成でも火力ウィズを狙おうって話になります。倒してもプリに復活させられちゃうじゃんと思うかもしれませんが、復活したウィズさえ倒せば相手は火力のほとんどを失う事になります。リザレクションは一度しか適用されないからです。味方が死にづらくなり一気に動きやすさが増します。
敵チーム
- ペルロデテンプラー(耐久ソド)
- プリオラインク(補助クレ)
- 陰陽セージシャドウ(火力ウィズ)
ではこの構成の場合どうでしょうか。味方の構成次第とか、火力ウィズと補助クレで意見が分かれそうですが、私はプリオラインクを狙うかなと思います。テンプラーのシールドとプリーストのリバイブを両方剥がすだけでそもそも大量の火力スキルを使わされ、その後火力ウィズを倒しても復活されたらもう一度仕留める術に乏しいからです。一度も蘇生させたくないからプリから、という訳ですね。多少の意見の違いはあれど、試合中は特定の一人を徹底的に狙う事が多いわけです。味方同士のフォーカス(狙い)が合わないと、 せっかく瀕死にしても回復されたり、とどめを刺し切れず逆転を許してしまいます。硬い敵より柔らかい敵から、火力が出ない敵より火力が出る敵から、そして味方が拘束スキルで捕まえた敵にしっかりとフォーカスを合わせて倒し切ることを意識すれば勝率は上がって行きます。
そしてこの"ケースバイケース"の一言で済まされそうな内容をわざわざ説明したのは、もう一つの重要な事実「味方も3人のうち誰かが徹底的に狙われる」ことを意識して欲しいからです。自分が狙われている時、足を止めてスキルを撃てば相手にとって恰好の的です。また、味方の誰かが狙われている時、自分は比較的安全にスキルを撃てるチャンスですから、援護したりその隙に別の敵を倒さないと、味方は死にます。
相手の誰を狙い、味方の誰が狙われているか。ぜひ意識してみてください。
〇クールダウンと効果時間
これはTBL中のプレイ画面です。アドオン一切なし。赤枠で囲っている範囲がプレイ中に確認することの多い箇所です。
①は自分のバフデバフ、効果時間、味方のHPとSP、受けているバフです。自分のHPはキャラクター上のバーで見る事の方が多いです。
②は今ターゲットしている敵のバフデバフ、残りHP。ここは余裕がある時やどうしても切れて欲しいバフがある時だけ確認します。重要ですがいかんせん小さくてパッとは見づらいです。
③は自分のスキルのクールダウン。これはPvPに限らずしっかり見ている人が多いのではないでしょうか。
ここまでは理解も納得できると思います。
でも④の試合時間をなぜ頻繁に確認するのか?これは残り時間を見るのではなく、相手がスムージーを使った瞬間や、相手にリバイブが掛かっているのを確認した瞬間に見るものです。この行為は勝つためにめちゃくちゃ重要です。残り時間2:50の時にリバイブが掛かってるのが確認できれば2:20には確実に切れる。相手がスムージーを使った瞬間が2:30なら、残り時間2:05には効果時間が切れる。いちいち頭の中でカウントダウンしたり、ターゲットを合わせて右上を見る必要はないわけです。この二つに限らず敵味方の重要なスキルの効果時間とクールダウンを把握すれば攻め時、守り時を組み立てやすくなります。味方の拘束スキルが使えるようになるまで自分の火力スキルを温存したり、相手の回避スキルがクールダウン中に超火力のスキルをぶち当てれば試合を決定づける事もあるでしょう。相手が残り僅かのスムージーの切れ際にスキルを撃って来ると予測できていればフォアテルやサムサラを先に合わせるなんて事もできます。自分にはスキルがあり、相手のスキルはクールダウン中という絶対に勝てる時間を、強いプレイヤーは見逃しません。全部のスキルは無理でも、大事なスキルさえ把握できていれば思考が変わり、思考が変われば動きが変わります。試合中にハッと思ったら、残り時間を見ましょう。もちろん、時間を見すぎて相手の動きを見逃すことがないように。
〇"勝ち方"を見失うな
TBLにおいてどうしても捨てて欲しいものがあります。それは「とにかく死なないようにしよう」という考え方です。これがどんなに不要なものか説明します。
相手の超火力で何もできずに死んだ時、それで連敗してしまった時、特にこの考え方はあなたにすり寄ってきます。でも思い出してください、Part1で紹介したTBLの勝利条件は相手チームを全滅させるか、3分経過時に体力で勝っている事ですよね。極端な話、あなたが生きているか死んでるかは勝利条件に関係ないのです。本当に必要な考え方は「どうすれば相手チームを先に全滅させられるか」です。もしあなたが何も出来ずに死んでしまったとしても、次のラウンドであなたが意識するべき事は「不用意な死に方を避けて、自分の役割を遂行する」これだけです。火力役なら一人でも多く倒し、少しでも多く相手のHPを削る。支援役なら一秒でも長く自分を含めた味方を生かしたり、行動不能技で相手に隙を作る。その結果死んでも味方が相手チームを倒し切ればあなたの勝ちです。何も為せずに生き残るより、倒れてでも何か為すべきです。もちろん何も為せずに死ぬのが一番良くないですからPart2で紹介した要注意スキル等には気を払いつつも、勝つために攻める姿勢を忘れず時にはリスクを背負って勝負する事が大切です。
このPartは書き方次第では誤解を生んでしまうため、文章づくりにとても苦労しました…。そのせいもあってかPart1、Part2より少し短めになりましたが試合中に意識すれば変わるよ、というポイントをしっかりまとめられたかなと思います。また、読んでいて「これは違うんじゃない?」と思った部分があればその感覚を大事にしてください。そこからあなたの持論が、戦術が生まれて、TBLを大きく変えるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回以降は目指すべき装備の性能や、ビルドに合わせたカードなどのセッティングについて書きたいのですがアプデの内容が怪しいので持ち越しになるかもしれません。あと気が向いたら番外編としてレジェンド白カラスをスキップとかなしでがっつり攻略する記事も書きたい気もします。質問等あればお気軽にコメントでもTwitterリプライでもお待ちしています。それではまた次の記事で。
Part2-あなたの死因はどこから?
Part1では沢山のリツイートありがとうございます。沢山の方に読んでいただいて沢山の方がTBLに参加してくれると嬉しいので、リツイートはとても励みになります。
Part2ではTBLを始めたけどなかなか勝てない方、これから始めたいけど予習しておきたい方に向けた「知っておくべき知識」をご紹介して行きます。
〇TBL独自の仕様を知る
TBLはPvP地域のため、水晶鉱山や親善試合同様ダメージは大きく低減される様になっているほか、特定のバフデバフの持続時間が短く設定されていたり、時間経過による特殊なデバフを受けるようになっている。順に説明していきます。
・ダメージ減少/ヒール量減少
PvPはmobとの戦闘とダメージ計算式が異なる。Artsアップデートで変更された計算式では、攻撃力20,000 /スキル11,060%で防御力40,000のプレイヤーに10,000ダメージしか与えられない。単純に考えればHP100kのプレイヤーを倒すためには110,600%分の手数が必要になる。
同様にヒール量も減少が掛かる。TBL内ではポーションを除く回復は通常の30%しか適用されない。ヒールマスヒールは当然、コルタスマタ、ヒーリングファクタ―など大きく性能が下がってしまう。ただし、ダメージ量が低い分相対的に回復は効果が大きいため、ヒーラーの存在は不利にはならない。
・デバフ漸減、バフ時間減少
同じグループのデバフを受ける度、効果時間が短くなっていく。
スタン、捕縛等の行動不可グループと、それ以外に分けられる。
持続時間が40%短くなる為、連続で行動不可スキルを受けた際ははっきり体感できる程短くなる。
また、特定のバフ系も持続時間が減少する。リバイブ30秒、サムサラ10秒、プロフェシー、モダフィニル、ビークマスクは1/3、ペインバリアは1/2あたりは覚えておいたほうがよい。
・血栓/闘争デバフ
ArtsアップデートでTBLに導入された要素。ラウンド開始から10秒でデバフが付与され、20秒ごとに1重複ずつ増えていく。除去不可能。
画面左上の、下段バフ欄に表示される。数字は重複数。
血栓は、1重複ごとにヒールで回復する量が10%ずつ減少していく。
闘争は、1重複ごとに敵から受けるダメージが10%ずつ増加していく。
つまり後半になるにつれ、生き残りにくなっていく。
このシステムの一番重要な部分は、最初のラウンドはこのデバフは両チームに付与されるが、2ラウンド目からは直前のラウンドで勝った方にのみ付与される。(そんな事は公式に一言も書かれていないが。)
これにより、ラウンドを取った方は早期決着、取られた方はデバフを活かす為時間をかける戦い方が有利になる。もちろん、どういった戦略を取るかはどこまで耐えきれるか、いつ倒し切れるかとの相談になる。
〇TBL環境を支配するスキル
ダメージ量は低く設定されている、デバフでハメられないシステム、後半になるにつれ死にやすくなるデバフ…TBLを未経験の読者の方は「後半が重要なんだな」と感じられたかもしれない。
実際の試合はほとんどのラウンドが最初の一分で決してしまう。並みの耐久力では絶対的火力の持ち主に狙われると10秒も耐える事ができない。どうしてそんな事が起きるかというと
白カラスレジェンドレイドの装備、スキアクリプスバルナのセット効果のひとつ
"スムージー"がぶっ壊れた火力をもたらすせいです。スムージー中の火力は2.2倍から相手の体力に応じて3.4倍まで高まり、先程例に挙げた攻撃力20,000のキャラクターが11,060%のスキルをぶっ放そうものならHPが100kのプレイヤーは大体即死します。
計算が合わないように見えますが、バフデバフ・クリティカル・特性等を考えて行くと平気で吹き飛びます。
つまり、いかに相手のスムージーを凌ぎ、自分たちのスムージーで倒し切るかが重要なのが今のTBL環境です。もちろんリクマやガベニ等で生き残りを重視するプレイヤーも居ますが、派手に目立つのは間違いなくスムージーでしょう。アタカもかなり有力と噂されてますが、距離60の制約やドラゴンの気の有無で火力が変わる事もあり実際に運用しているプレイヤーはまだ見ていません。何を採用するにせよ"対スムージー"は避けて通れない道です。
〇頻出スキルと意識すべき事
ここからはよく登場するスキルと、それに対する考え方を少しずつ書いていきます。
・蘇生と死への耐性
プリースト:リバイブ
効果時間30秒 戦闘不能になるダメージを受けた時一度だけそれを防止し、スキルレベル*10%のHPを回復し、スキルレベル*1秒の無敵を付与する。
言わずと知れた保険スキル。5秒間の無敵がついているおかげで相手の火力を無視しながら自分の火力を押し付けられるし、リバイブを剥がすには一回殺し切るための火力をぶつけないといけない為、これ一つで相当な手数を削られる。相手の火力が即死級でなければ、30秒耐えてからこちらの火力をぶつける戦術もあるので覚えておきたい。
プリースト:リザレクション
戦闘不能になった味方一人を復活させる。同じ対象は1ラウンド一度しか蘇生できない。CD30秒。復活時HP50%、アーツを取得していればもう50%分シールドが付与される。対象指定で発生が早く、妨害するのは困難。
クロノマンサー:サムサラ
効果時間10秒 戦闘不能になるダメージを受けた時一度だけそれを防止し、HPを最大まで回復する。無敵は付与されない。戦闘不能状態でもかかる為、倒された味方をサムサラ→バックマスキングで蘇生し、全回復させるのがセオリー。リバイブより遥かに短い為、敵のウィザードの発動を見たら攻撃を一度止め切れるまで待ってもいいし、無敵がないのでもう一回殺せる火力があれば倒し切っても良い。
クロノマンサー:バックマスキング
自分周辺の倒れている味方を僅かなHPで復活させる。ラウンド内の蘇生制限なし。CD120秒。範囲は大体60~90で狭い。その上HP1000程度しか戻らない為、サムサラが入っていないと再度即死しやすい。モーションが長く、事前に分かっていれば行動妨害や位置をずらすスキルで妨害しやすい。ウィザードが死体の近くでサムサラしたらバックマスキング目的なので、敵の蘇生は狙って妨害したい。
アーツを覚えていると、詠唱者が事前にこのスキルで記憶した位置にワープし、HPとSPをその時の状態に戻す。蘇生効果はなくなる。ただしアーツはON/OFF可能な為、蘇生として使用することもできるので油断大敵。
プリーストの蘇生は強力かつ安定しているが、クロノマンサーの蘇生は不安定で狙われているとかなり難しい。
・当たると絶体絶命の拘束、喰らうと重傷を免れない超火力
インクイジター:アイアンメイデン
位置指定スキル。効果時間最大9秒。閉じ込めた対象へのゴッドスマッシュのダメージを2倍にする。拘束が長いためブレーキングホイール→ブレストリッパーがほぼ確定する。更に車輪ハサミのコンボは周囲に拡散する為、助けに入ろうとすると巻き込まれる可能性大。味方が捕まった時はハサミ中インクイジターが無防備な為、遠くから高火力でインクイジターを倒し1デスずつの交換に持ち込むか、早い段階で察知して拘束すれば助けられる。フュミゲートで除去可能。
パイドパイパー:ヴィーゲンリート
笛を吹いて詠唱者の周囲の敵を眠らせる。眠った敵はブロックと回避が不可能になり、無条件でクリティカルでダメージを受ける。持続時間10秒。一回攻撃すると起きる。
長い拘束からパイドのリートデス(ダメージ2倍)、確定クリティカルと合わせてとんでもないダメージを出される。20万ダメージを越える事も。プロフェシーやビークマスクで抵抗できる他、キュアで除去できる。散会していれば全員眠らされるほど範囲は広くないし、他人の攻撃でも起きるので乱戦中には使いづらい。味方にパイドパイパーがいる時は無暗な範囲攻撃は控えると試合が有利になる場合がある。CDは45秒だが、アーツを習得しているとシュテグライフシュフィルで2回使えるので注意。
コルセア:アイアンフック
敵をフックで捕獲する。位置指定スキル。射程は5キャラ分くらい。使用者が歩くと拘束が解除されるが、スキルでは解除されない。効果時間7秒?クローキングからこのスキルで仕掛けられると突然縄が伸びてきて動けなくなり、スカウト特有の高火力コンボでほぼ抵抗できずに死ぬ。CDは25秒。広範囲のスキルでクロ―キングをあぶり出したり、姿が見えない間は立ち止まらない事が重要。味方がこのスキルで敵を捕まえたら、自分も火力を合わせて一気に叩きたい。
サドゥー:ポゼッション
敵を縛り付けると同時に特性無しで10,000%程度のダメージを与える。効果時間4秒。
サドゥーが向いている方向のターゲットしている対象に対して、ホーミングのように当たる。アウトオブボディを絡めたコンボで逃げられないまま高威力スキルを叩き込まれるので大抵死ぬ。テレポーテーション等でターゲットから外れると回避できる。
陰陽師:陰陽太極
最大で4秒間詠唱し、前方に広範囲に1秒ごとにダメージを発生させる。陰陽反転のアーツを覚えると徐々に範囲が狭くなる代わりにヒット数が2倍になり、特性無しで秒間9700%のダメージを与える。特性、上級強化を合わせると秒間火力は17000%超まで伸び、2秒も当たると瀕死になる。範囲がバカみたいに広い上に初撃の発生は回避不能レベルで早いので、後方跳躍などですぐに抜けないと死ぬ。詠唱中本人は無防備だが、ノックバック、ノックダウン抵抗がある。事前準備なしでとんでもない火力なのが一番の脅威。
他にも注意するべきスキルは多数あるが、挙げるときりがないため現在のTBLでよく見かけてかつ脅威なものを紹介した。もしプレイ中や観戦中に「今なんで死んだのか分からない」という時は相手のビルドからwiki等でスキルや特性を調べる癖をつけてみて欲しい。対人ゲームで偉そうなオッサンが大抵「敵を知り、己を知れば百戦してあやうからずって言うでしょ」とドヤってくるのは、それが本当に大事な事だからなのです。
サドゥーのポゼッションの仕様について教えていただいた方々、本当にありがとうございました。また、最後までお読みいただきありがとうございました。Part3は知識よりももっと「考え方」に焦点を当てた記事になる予定です。お楽しみに!
Part1-チームバトルリーグへようこそ!
始めまして!
このブログではTree of SaviorのコンテンツのひとつであるTBL(チームバトルリーグ)の参加方法から上位へ勝ち上がるために覚える事考える事を数Partに分けてご紹介し、流行しているビルドや上位陣の戦い方、筆者の個人的な考え等を発信する予定です。
TBL参加してるけどもっと知りたい、興味はあるけど不安で参加できない、そんな方のお役に立てればいいなと思います。
早速Part1としてTBLを始めるにあたっての準備からご紹介していきます!
1.TBL(チームバトルリーグ)って何?
TBLは3vs3で行われるランダムマッチPvPコンテンツです。
開催時間:毎日22:00~0:00 日曜日終了時点でポイントリセット
参加報酬で1日1回クラペダID入口前のNPCから箱が貰える。
中身は特性100~1000、魔法付与スクロール、強化用カードのいずれか。しょぼい。
時期アップデートで参加報酬は鉱山コインの様な便利なポイントに変わる予定。
上位3名には専用の称号が、上位5名は上の画像位置に銅像が建てられる。
参加はもちろん観戦も可能。
22時以降表示される剣のマーク(TP照会の下)か、冒険日誌(F4)の右側TBLからマッチングにアクセスできる。
2.参加への準備
TBLで戦うのはモンスターではなく手強いプレイヤーたち。勝利する為には知識や技量は当然の事、鍛えた強い装備やスキルに対する特性ポイント、考え抜いたビルドが必須となってくる。これくらいはないと厳しい戦いを強いられるという目安を示しておくと
火力:火力ビルドなら物理魔法問わず18000は欲しい。支援ならビルド次第で不要。
白カラス装備のスムージーが非常に強力、アタカかスムージーのどちらかがあるのが望ましい。
耐久:HP100000。防御力は全身に超越6~8程度できていれば十分だと思う。無論カードなどを挿して上げられるだけ上げておいた方が良い。
特性はよく使う強いスキルは100が望ましいが、80ずつ程度でもそこそこ戦えるはず。
勘違いしないで欲しいのは、「装備を完璧にしてないとお断り」は間違いという事。
やらないと身に付かないノウハウは沢山あるし、負けるからこそ自分のビルドに何が足りないか分かる事もある。自分の今できる範囲で装備やビルドを整えたら、積極的に挑戦してみて欲しい。
逆に、そういった意味でレベル420や、モンスターカード、色ジェムを挿す等の難しくない努力で達成できる部分は万全にしておきたい。
続いては参加のボタンを押す直前に行っておく事。
・武器メンテ 防具エンチャント 武器防具の修理
メンテとエンチャはTBL内でも有効。スクワイアアーツによるバフは恐らく効果なし。
キャンプご飯バフは無効だが、いわゆる種像による下段バフは持ち込める。
・アイテム類の準備
NPC店売りの特大型ポーション、アルケミスト製の濃縮ポーションはクールタイムがそれぞれ別で両方使用可能なので必ず両方用意する。エリクサーはサイズに関わらず使用できない。ディスペラーお守りも不可。
スキルの触媒は余裕を持って補充しておく事。スムージー等の触媒も忘れずに。
そしてTBLに普段から参加してるベテランでも持って来ないバカタレが多いのがコレ!
各都市雑貨店で売ってる解毒剤。プレイグドクターのペストスチーム、ドルイドのコルタスマタの草の毒はこれで即座に解除できる。ポイシュはTBLに存在しない。宗教上の理由で解毒剤を使いたくないという方は別に買わなくてもいいと思います。
あとはONOFF特性のチェック、装備の忘れものがないかチェックしたらいざ参加ボタンからマッチングへ!
3.試合開始から終了まで
参加ボタンを押しマッチングするとメッセージの後、自動で専用のフィールドに移動します。入ったらまず挨拶ではなく、即座にF4の冒険日誌を開いてTBLの欄から観戦タブを見ます。
するとこんな形で自分が参戦しているマッチのプレイヤー名、クラスアイコンが表示されるので、これを必ず確認しましょう。
この画像からでも味方はシャドウ(ウィズ)2人とフェザー(ウィズ)、敵はドルイド(クレ)、シャドウ(ウィズ)、バレットマーカー(スカウト)である事が分かります。
敵味方の名前も分かるので、既にマッチした事があればお互いのビルドはほぼ丸分かりです。蘇生の有無、火力の程度、相手の中で誰がキーマンなのか、この時間で得られる情報は多く、どう戦っていくかをここで組み立てられるかが勝敗に大きく関わります。
挨拶や味方とのコミュニケーションは重要ですが、この確認は必ず癖をつけて、余裕を持てるようになってから挨拶するようにしても遅くありません。
1試合は3分間のラウンドを3ラウンド先取した方が勝利となります。
相手プレイヤーを全員倒すか、もしくは3分経過した時に各プレイヤーのHPの合計が多く残っている方がラウンドを獲得します。生存している人数ではなく、HP総量ゲージの多さが判定に影響します。
どちらかのチームが3ラウンドを取った時点でリザルトが表示され、TBLレートポイントの増減を受けた後、マッチ時に居た地域へと戻されます。次のマッチに参加する場合は再度参加ボタンからマッチングにエントリーする必要があります。
4.心構えや便利な設定
準備から試合を終えるまでの手引き、どうでしたか?
ここからはTBLを楽しむ為の心構えとPvEでは普段使わないようなセッティングを少しご紹介して最初の記事を終わりにしたいと思います。
・負けるのは仕方ない
TBLはPvPコンテンツで、本気と書いてマジと読むプレイヤーが多く参加しています。時間と苦労を掛けて作った装備、考え抜いたビルド、培ってきたプレイング…PvPは多くのプライドがぶつかり合います。そうなるとボコボコにされて負けてしまったり、時には味方から厳しい言葉が飛ぶ事もあります。しかし、相手も全力なので負けるのは仕方ない事です。特に週初めは全員のレートがリセットされるので上級者とマッチするのも避けられない為、試合結果に顕著に差が現れます。相手の攻撃で即死してしまった、味方の拘束スキルに攻撃を当てて起こしてしまった、思ったようにダメージを与えられない…「味方に迷惑を掛けてしまった」と感じてしまうかもしれません。ただそれは反省して次に活かしたり、次の試合で勝つ為に装備をどう強化していくのか考えれば良いのです。是非簡単に諦めず、勝つ為にどうしたら良いか、調べて、考えて、周りに相談して、積み重ねて続けてみてください。それが実って勝った時の快感はあなたのToSを何倍も有意義にするかもしれません。
・マイバッドの精神
負けた時に味方に暴言を吐くプレイヤーが時々います。これは絶対許されない事です。
筆者自身、負けてイライラする事も、この人味方に引くと厳しいなと思う事もあります。ただそれは何の免罪符にもなりません。暴言はプレイヤーを萎縮させ、コンテンツを衰退させる絶対悪です。心の中で思うのも、親しい身内で愚痴るのも自由です。ですが、暴言はあなたの得に絶対にならない事、そして言われても気にしなくて良い事を忘
れないでください。活かせるアドバイスなら活かせば良い。
そもそもマッチングしている時点でそいつのレートはあなたと大差ないんです。デカい口を叩く暇があったらもっと圧倒的な力でそのレート帯を抜ければいいだけの事。ましてや全員のレートが平たい週初めに文句垂れてるやつは頭がヤバい奴か疲れが溜まってる人のどちらかです。
だから試合に負けた時に、自分が足を引っ張った時も、他人に引っ張られた時も「マイバッド(自分が悪かった)」の精神を持ちましょう。不満があっても変えられるのは自分だけです。もっと強くなって自分で試合を変えたら良いんです。もし他人を変えるとすればするべきなのは冷静なアドバイスです。
・PvPでしか使わなさそうな設定
オプション設定の中に「スキル位置指定ターゲティング」という項目があります。
これは地面の位置を指定して発動するスキル(アイアンメイデン、メテオなど)を撃つ際に、現在ターゲットしている対象の足元にサークルを発生させるオプションです。
この状態で位置指定のスキルを撃つとポポリオンの下に自動で照準が合わされ、そのまま調節が可能です。対象がプレイヤーでも適用されるので咄嗟にスキルを撃つ際の命中率が向上します。ただし、ターゲットが合ってないとあらぬ方向にスキルが出る場合や自分の目の前に暴発する場合があるので慣れが必要です。mob相手や鉱山で試してみる事をおすすめします。
PvPではレティアリやシェリフなど、こちらの装備を外させるスキルを使ってくる場合があります。その際アイテム欄を開いて装備し直すというのは中々難しいです。
そういった場合に備え、クイックスロットの空いている部分にメイン武器や盾を入れておくことをおすすめします。
外れている装備はBのロッドのように色がつきます。装着中の装備は持っていない扱いになるので盾のように赤い表示になります。これはスロットの対応ボタンを押せば装備し直せるので、地味に見えて結構重要な対策です。
最初の記事にも関わらず長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。次の記事では要注意のクラスやスキル、勝つために覚えるべき戦略的な内容を少しずつ紹介して行こうと思います。